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【FXの経費にできるもの一覧】2022年申告版!税理士が教える節税

「FXの経費を申告して税金を安くしたい・・・」
「具体的に経費になるのはどんなもの?」

私もいろんなサイトで調べましたが、内容がバラバラで、間違った情報もあって混乱しました。

「結局どれが本当なの?
間違って申告したら大変だよ!!」

この記事では、税理士の確認を受けたうえで、FXの経費として申告できる正しい情報をまとめています。

間違った情報で申告すると、後から税務署に指摘されることもあるので、正しい知識を持ってしっかり節税対策をしていきましょう。

それでは、「FXで認められる経費と確定申告の3つのポイント」について、わかりやすく解説していきます。

FXに直接関係するもの以外は経費と認められません。
パソコンの購入費は経費計算が複雑なので後で詳しく説明します。

目次

FXの経費として申告・節税できるもの一覧

  • ✔︎ 電話代、インターネット代(プロバイダー料金)
  • ✔︎ 書籍代、新聞代、資料代(一般の新聞はNG、為替に関連する新聞)
  • ✔︎ 事務用品、消耗品、プリンター、インク代(100,000円未満の物品の取得費)
  • ✔︎ FXに関連するセミナーの参加費用
  • ✔︎ 交通費(電車、バス、タクシー)FXのセミナーなどに出席する為のもの
  • ✔︎ 宿泊費
  • ✔︎ 飲食代などの交際費
  • ✔︎ 家賃や光熱費
  • ✔︎ 借金の利息
  • ✔︎ 取引手数料
  • ✔︎ FXのソフト(EA:自動売買プログラム)・VPS(レンタルサーバー)
  • ✔︎ パソコンのモニターや机代
  • ✔︎ パソコン代金(減価償却費)

全てが経費と認められるわけではないので、必ず税理士か税務署に確認しましょう。

FXで認められる経費の詳しい説明

 電話代、インターネット代(プロバイダー料金)

FX取引に関するインターネット代は、実際にトレードで使った分だけが経費として認められます。

つまり、家で使っているネット回線をFX以外にも使っている場合は、その一部しか経費にできません。

でも、FX専用のネット回線を別に契約して使っているなら、その費用は全額経費にできる可能性が高いです。

さらに、FX会社に電話で問い合わせた時の電話料金や、書類を送るための郵送代も、FX取引に関係していれば経費として計上できます。

つまり、仕事としてFXをしているなら、かかった費用はしっかり記録しておくことが大切です。

 書籍代、新聞代、資料代

FXの勉強に使う本や資料、日本経済新聞や為替専門の新聞代は経費になります。

さらに、有料の経済データや為替ニュース、アナリストの情報、FXに関する情報商材も経費として認められます。

学びにかかる費用もFXの必要経費に含まれます。

一般の新聞はNG。日本経済新聞や為替に関連する新聞はOK

 筆記用具、消耗品、プリンター、インク代

FXの取引記録に使うノートやペンなどの文房具は経費として認められます。

さらに、取引内容を印刷するためのプリンターやインク代も経費になります。

取引に必要な道具はしっかり経費にできます。

 FXに関連するセミナーの参加費用

有料のFXセミナーに参加するための費用は経費になります。

さらに、勉強会の参加費や、専門家からコンサルを受ける費用も、FXの学習やスキル向上のためであれば経費として認められます。

 交通費

FXセミナーに出席するための電車・バス・タクシー代は経費になります。

また、FXの情報収集のために専門家やFX会社の人に会いに行くときにかかった交通費も経費として認められます。

SuicaやPasmoを使った場合は、駅で履歴を印字してプリントアウトしておくと証拠になるので安心です。

 宿泊費

FXセミナーに参加するための宿泊費も経費として認められます。

特に、地方で行われるセミナーでは日帰りが難しいこともあるため、ホテルなどに泊まった場合の費用もFXに必要な出費として計上できます。

 飲食代などの交際費

セミナー後の懇親会は、情報交換の場として認められるため経費になります。

一方で、FXに詳しい知人や友人と食事をしながら情報を得る場合もありますが、FXとの関係を証明するのが難しく、多くの場合は経費として認められません。

 家賃や光熱費

自宅の一室をFX専用の部屋として使っている場合、その分の家賃や光熱費が経費として認められることがあります。

ただし、個人の確定申告では経費として認められにくいのが現状です。

一方で、自宅とは別にFX専用の事務所を借りている場合は、その賃料などは必要経費としてしっかり認められます。

借金の利息

金融機関から借りたお金をFXの証拠金として使った場合、その借入金は経費として認められます。

ただし、投資目的で銀行から借りるのは難しいため、使い道が自由な消費者金融などから借りるケースが多くなります。

借入金もFXのためであれば経費にできるのがポイントです。

そもそも、借金をして投資をするのはNGです!自己破産をするときにも問題になる場合があります。

 取引手数料・スプレッド

FXのトレードでかかる手数料は経費として認められます。

ただし、スプレッドはすでに損益に含まれているため、別で経費として申告することはできません。

スプレッドも費用に感じますが、重複申告になるので注意が必要です。

FXのソフト(EA:自動売買プログラム)・VPS(レンタルサーバー)

自動売買に使うソフトの購入費用は、FXのために必要なものなので経費として認められます。

さらに、自動売買を24時間動かすために使うVPS(レンタルサーバー)の利用料も経費になります。

FXの取引をサポートするツールや環境にかかる費用は、しっかり経費にできます。

パソコンのモニターや机代

複数のモニターを使ってチャートや為替情報を見ながらトレードする人は多く、

この場合は他の用途で使うことが少ないため、モニター代は全額経費として認められる可能性が高いです。

さらに、パソコンを置くための机や、複数の画面を固定するアームなども、FXに必要な道具として経費になります。

トレード環境にかかる費用もしっかり経費にできます。

 パソコン(PC)の購入代金の経費計算方法

パソコンの購入金額 経費計上方法 償却率
10万円未満 1年で一括計上(全額その年の経費として処理できる) 1(100%)
10万円以上20万円未満 3年に分けて費用計上(減価償却) 0.33(33.3%)
20万円以上 4年に分けて費用計上(減価償却) 0.25(25%)

パソコンをFXの経費にするには、「仕事用」と「プライベート用」でちゃんと分けて使っていることが大切です。全部を経費にするのは、両方を一緒に使っている場合は難しくなります。

例えば、FX専用のパソコンを専用の部屋に置くなどして、プライベート用と完全に分けて使えば、全額を経費として認めてもらえる可能性が高くなります。

でも、ほとんどの人は一台のパソコンを私生活でもトレードでも使っているのが現実です。その場合は、実際にFXに使った時間を記録するなど、使い分けの証拠を残すことが大切です。

そして、FXで使った時間や割合に合わせて、パソコン代の一部を必要経費として計算するようにしましょう。

パソコンの経費計算の手順

①購入したパソコン(タブレット)のFXでの使用時間を計算
②購入した月を含めた12月末までの経過月数を計算
③購入費÷償却率(購入金額により変動)×経過月数(?月/12)×FXでの使用割合 

10万円以上のパソコンは減価償却が必要。年末にあせって経費を増やそうとしても、その年の節税効果は低いので注意が必要です。

領収書よりレシートの方が処理がしやすい

経理処理をするうえで、実は「領収書」より「レシート」の方が便利で簡単に管理できます。

なぜなら、領収書には「何を買ったか」が書かれていないことが多く、自分であとから品名を書き足さなければなりません。

でも、レシートには最初から商品名がしっかり載っているので、そのまま使えて手間が省けます。

また、どちらの書類も「何の目的で使ったお金なのか」をメモしておくのがポイントです。

「仕事の資料として購入」や「打ち合わせ用の飲食代」など、目的を記載しておくと、あとで見返したときにわかりやすくなります。

とくに税務調査が入った場合、このようなメモがあると説明しやすく、経費として認められやすくなるので安心です。

経費精算から確定申告までしてくれる会計ソフトを活用しよう!

経費を手書きでいちいちまとめて、確定申告するなんて超めんどくさいですよね。

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これにより、手作業でデータを打ち込んだり、難しい会計処理を覚えたりする必要がなくなります。

会計の知識がまったくなくても、簡単に・ラクに確定申告ができるので、忙しい個人事業主や副業をしている人にもぴったりです!

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そのため、自分のトレード状況を細かく把握したり、確定申告の際に必要なデータをまとめたりするのにも非常に役立ちます。

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初心者から上級者まで、快適に使える環境が整っているのが魅力です!

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PCツールはブラウザ・アプリのどちらも用意されています

FXの経費 まとめ

「FXの経費にできるもの一覧」の内容で、あなたの疑問や不安は少しでも解消できたでしょうか?
一見むずかしそうに感じる経費の申告も、ポイントを押さえれば意外とシンプルだということが伝わったかと思います。
正しい知識を持っておけば、無駄なく経費を申告できて、節税にもつながります。これからもムリなく、賢くFXの申告をしていきましょう!

FXの経費申告のポイントは3つです。

・実際にFXのトレードで使った分だけ申告する
・10万円以上のパソコンを買った場合は、購入した年で一括して経費計上はできない
・その経費はFXに関連するものだという証拠を残しておく

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

FXの経費 Q&A

Q、FXでは何を経費にできますか?

電話代・書籍代・インターネット代・家賃など、13以上の項目が経費として認められます。

⇒詳しくは「FXの経費として申告・節税できるもの一覧」をご覧ください。

Q、パソコン代もFXの経費にできますか?

10万円未満のパソコンであれば、一括で経費として計上することができます。

しかし、10万円以上になると減価償却で経費計上となるので注意してください。

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